幼い頃に見た特撮ヒーローに憧れていたら、自分もヒーローになってしまった男子高校生。
変身アイテム・キズナブレスにアカツキメモリをセットすることでキズナアカツキに変身。
戦闘訓練を受けてこなかった素人のため技術こそ劣るが、高い潜在能力と人並外れた努力量で日々成長している。
また、底抜けにひたむきで真っ直ぐな性格は自然に他人を鼓舞する力を持ち、最年少でありながらチームを引っ張る存在になっている。

8年前、事故により両親と死別し、キズナゲイザーになる前までは叔父夫婦と暮らしていた。
根は気弱で優しく、どちらかと言えば臆病な性格だが、子供の頃から欠かさず見てきた特撮ヒーローたちの活躍が彼を支えてきた。
突然訪れたチャンスを無駄にはしまいと、自分自身が誰かのヒーローになれるよう奮闘する。

特撮ヒーローに関してはオタク。話し出すと止まらない。
新旧幅広くカバーしているが、まだまだ知らないヒーローがたくさんいるのだと楽しそうに話す。
リュウセイの中の一番のヒーローは幼い頃に助けてもらったと記憶している黒い戦士。ただ、名前はわからず、姿も朧げにしか覚えていない。

人間離れした聴覚を持っており、誰かの悲鳴を聞きつけることに特化している。
ヒーローらしい能力だと誇りに思っているらしい。

また実のところ、両親を亡くした8年前の事故を境に、幼少期の記憶の一切を失っている。
周囲から聞いた話では事故以前から特撮オタクであったようだが、本人としては記憶と家族を失って不安定だった時期に特撮ヒーローに支えてもらったこと、そして唯一薄ぼんやりと覚えている黒いヒーローのビジョンが、輪をかけてヒーローに対する思い入れを強くしているようだ。